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見直そう！まちの中心、過去から未来へ
第三回 全国本町活性化シンポジウムｉｎ桐生
2003年（平成15年）９月６日（土）〜９月７日（日）
開 催 目 的
「本町」という地名を縁に全国の本町にある商店街やまちづくり団体等が互いの活動
の成果や課題について情報交換する場を設定し、相互の取り組みに役立てるとともに
、ネットワークを構築するためのきっかけづくりをする。
開 催 趣 旨
桐生市の本町1丁目から６丁目までは江戸時代に桐生新町として誕生した町で、末広
町、錦町、巴町の一部を含めて本市の中心市街地を形成してきました。ここには古く
から商店・繊維関連工場などが集まり、人々の生活や産業を支える場として、また娯
楽の場として重要な役割を果たしてきました。
しかしながら、オイルショック以降、そして特に近年、長引く不況や雇用の不安定に
よる消費の低迷、消費者ニーズの変化などによって、まちの活気はすっかり褪せてし
まいました。
こうした現象は、「中心市街地の空洞化」と呼ばれ、桐生だけでなく全国の中心商業
地にほぼ共通して見られる現象であり、同時にそれだけ多くの人が今日悩んでいます
。また中心市街地は高齢化が進行し、高齢化社会に対する「やさしいまちづくり」が
求められています。
そこで、本町と名のつく中心商業地（または旧中心市街地）において、これらの問題
に対してどのような取り組みを行なっているのか、そしてどのような苦労や課題に直
面しているのか、互いに情報を交換し合うことは誠に有意義であると思われます。
そして、この集まりで得られた情報を、次なるまちづくり活動のヒントにしたりする
ことはもちろん、また定期的に情報交換をしあうことで、将来、共通している課題を
さらに顕在化させることができ、さらにはともに課題解決のために連帯しあうことを
可能とするようなネットワークを築くきっかけにすることも期待できます。
中心市街地の活性化に向けての連帯への動きは、今後真に求められ、そして実際にい
くつかの行動が起きてくるものと期待しておりますが、そのきっかけづくりとなるよ
う、本大会を開催します。
第三回全国本町活性化シンポジウム実行委員会 実行委員長 角田晃嗣
第三回 全国本町活性化シンポジウム
２００３年９月６日（土）
桐生市中央公民館市民ホール
開 会 式
演 舞 舞ダンスファクトリー
基調対談 「目覚めよ 街 人の出会いから開く未来」
対 談 者
大野 洋氏（設計家）
及川廣信氏（演出家）
兵藤萬里子氏（舞ダンスファクトリー代表）
コーディネーター
山田耕司氏
第一分科会
「桐生新町〜過去から未来へ」 有鄰館
本町一、二丁目の町並みやまちづくりの取り組みを見学。
桐生天満宮古民具骨董市、買場紗綾市(かいばさやいち)、
楽(らく)市蓙座(いちござざ)、からくり人形芝居。
街歩き講義
郷土歴史研究家 大里仁一さんと有鄰館から無鄰館まで街歩き。
各地域の活動の成果や現在抱えている問題の情報交換
第二分科会
「いいまちにはいい女」 あーとほーる鉾座(ほこざ)・トポス
着物を再利用したファッションショー。
モデルには一般市民の方が１２人担当され
生まれ変わった着物洋服を華麗に着こなしました。
第三分科会
「まちなかでお年寄りが安心して暮らすために」 浄運寺和順開館
足利工業大学建築学科蟹江研究室のみなさんが作成したモデルケース
「高齢者生き生きタウン計画」の発表。
第四分科会
「一店一作家（一工場）運動による本町の賑わい」 桐生倶楽部
「一店一作家運動」
桐生を中心に活躍する作家や工房などの作品・製品を中心商店街で展示販売しています。
消費者が見て買える場所の創出と、ものづくり文化を育てることを目的にしています。
（ファッションタウン桐生推進協議会（会長・佐藤富三桐生商工会議所会頭）
産業活性会委員会の中のプロジェクトです）
「一店一作家参加店舗見学」（３コースに分かれ出発）
本６・ノコギリ屋根・抹茶ソフトコース（ガイド・西坂一夫氏）
末広ファッションストリート・本５コース（ガイド・大西康之氏）
懐かしい裏町・小路・本４コース（ガイド・金子由美彦氏）
ディスカッション（桐生倶楽部）
「一店一作家（一工場）運動による本町の活性化」
大西康之（一店一作家運動プロジェクトリーダー）
金子由美彦（元ナイトバザール実行委員長）
木村均（本町六丁目商店街振興組合専務理事）
西坂一夫（桐生ファッションウィーク実行委員会事業委員長）
渡邊登（桐生商工会議所事務局次長・ＦＴ桐生推進協議会事務局）
９月７日（日）
本六ふれあいフリーマーケット（本町６丁目）
一店一作家特別展覧市
まちなか音楽祭（ジョイタンウン広場）
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